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潰瘍性大腸炎(UC)とは?

潰瘍性大腸炎( ulcerative colitis:UC)は、炎症性腸疾患(Inflammatory Bowel Disease: IBD)の分類の1つです。
自己免疫疾患といって自分の免疫が異物と勘違いして自分の腸の壁を攻撃し、結果、大腸の粘膜の炎症が一面に広がり、びらん(ただれ)や潰瘍ができてくる慢性の病気です。

潰瘍性大腸炎図

こんな症状が出たら潰瘍性大腸炎(UC)かも?

こんな症状が出たら潰瘍性大腸炎(UC)かも

下痢が続く

とにかくトイレの回数が増えます。
次第に下痢の症状が出て、多い人だと1日20回以上もトイレに駆け込むことがあります。
下痢の症状が出始めた場合、血が混ざっていると潰瘍性大腸炎を疑う必要があります。

血便

血便は、潰瘍性大腸炎の症状で最も多くみられる症状です。痔の症状と間違えがちですが、潰瘍性大腸炎の場合は血が濃く赤黒い色をしています。さらに、便を確認すると白っぽく濁った粘液が付着していることがあります。

腹痛

腹痛も下痢・血便と共に潰瘍性大腸炎で頻繁に見られる症状です。
主に、排便前に下腹部に痛みが現れます。
症状がひどい場合には排便前でなくても、ひどい痙攣性の痛みが起こることもあります。

発熱

潰瘍性大腸炎の症状がひどくなると出てくる症状の一つです。
ゆうに38℃を超える熱が出ることもあります。

体重減少

症状がひどくなると次第に食欲がなくなっていき、体重減少につながります。

潰瘍性大腸炎(UC)の経過

潰瘍性大腸炎(UC)には、活動期と寛解(かんかい)期があります。
活動期とは、大腸粘膜に炎症が生じ、症状が現れている期間を指し、寛解期とは、逆に症状が治まっている期間のことを指します。
また、寛解期から活動期になってしまうことを再燃(さいねん)と言います。

潰瘍性大腸炎(UC)の経過は、ほとんどが寛解と再燃を繰り返します。
寛解期と再燃期の症状を繰り返すことを、「再燃寛解型(さいねんかんかいがた)」といい潰瘍性大腸炎の患者の約80%を占めます。
寛解期と再燃期の割合は、大体7対3と言われており、症状が治まった状態が継続する割合の方が大幅に多いとわかります。

潰瘍性大腸炎(UC)は、完治するのか?

根本的な治療法がまだ見付かっていないため、寛解と再燃の症状と長期にわたり付き合っていくことになります。自己免疫疾患でもある潰瘍性大腸炎(UC)を、寛解に向かわせ維持するためには「免疫力が要」です。
病院治療と併用しながら自己免疫システムのバランスを整え、寛解期間を長く維持し、再燃させないため状態を保つことが重要です。

【記事カテゴリ】お薬・治療 生活