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円形脱毛症の治療で使われる薬

円形脱毛症の治療で使われる薬

円形脱毛症の治療は、通常皮膚科になります。治療法は、日本皮膚科学会より治療ガイドラインがあるため、その内容を一定の治療目安にして行われます。

また、円形脱毛症の治療はあくまで「対症療法」となり、根本的な治療法は確立されていないのが現状です。患者自身が生活習慣・食生活の見直しや、注意深く体調観察することで改善する場合もあります。

ストレス ストレスの原因を緩和・無くす自然療法。この治療は少々時間が必要になる。
生活習慣の乱れ 食生活や生活習慣の乱れを見直し、改善が見られない場合は病院治療が選択される。
ホルモンバランスの乱れ 特に女性は妊娠・出産時にホルモンバランスの乱れが激しいが、3~6ヶ月ほどで落ち着くことが多いため自然療法が選択される。
遺伝的要因 病院治療となる。しっかり担当医と相談することが大切。

ただし根本的な治療法がないのは、高血圧・糖尿病などの疾患も同様で円形脱毛症だけではありません。その理由の一つに、本当に完治したかどうかを証明するための研究法がないために、そのもののエビデンスもありません。

円形脱毛症の治療において、まず発症してしまった原因を知ることが非常に重要となります。
また、ストレスが引き金になることを踏まえ、親身に治療を行ってくれる通いやすい病院をお勧めします。

主な治療法

セファランチン 保健適用。日本独自の治療法で、内服・静注どちらかで行われる。
ステロイド 軽度の場合、外用ステロイド剤(塗り薬)が処方される。しかし、塗り薬では炎症部まで浸透しにくく効果はいまひとつ。
免疫抑制剤 暴走したリンパ球の減少効果が期待されるが効果は定まっておらず、ガイドラインでは推奨されていない。
PUVA療法 入院治療ではステロイドを内服し、紫外線を全身照射させることで効果を発揮する。
局所免疫療法(かぶれ療法) スクアレン酸ジブチルエステル(SADBE)、ジフェニルシクロプロペノン(DPCP)などを用いる。比較的副作用が少なく小児にも適応可能。
その他 ドライアイス法、ナローバンドUVB など

治療を効果的に発揮するために

円形脱毛症は、痒み・痛みなど日常生活に支障が出るような影響がないため軽視されがちです。ですが、頭髪や体毛を失うことは患者本人にはショックが大きいことには変わりません。

一つの方法として、カツラやウイッグなどを活用することも可能ですが、周囲の視線に恐怖し、引きこもり・視線恐怖症・対人恐怖症などを併発することも多く、それがさらなるストレスとなり治療の妨げになる場合もあります。
そのため、治療には周囲の協力も必要だと言えるのです。

また、選択された治療をより効果的にするため、普段の生活習慣や食生活の見直しも並行するべきでしょう。特に自己免疫疾患である円形脱毛症は、免疫機能が暴走した状態のため、その暴走を調整・正常化させる成分を摂っていくことお勧めします。