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円形脱毛症の病院での治療方法

円形脱毛症の病院での治療方法

円形脱毛症には、さまざまなタイプの脱毛症があり、症状や原因も人それぞれです。
円形脱毛症の治療法は、日本皮膚科学会のガイドラインを目安に、あくまで「対症療法」となり根本的な治療法は確立されていないのが現状です。

ここでは各医療機関で行われている治療法をご紹介していきます。

局所免疫療法

人間の持つ免疫反応を利用し、発毛促進する治療方法です。
人工的にかぶれをおこす化学試薬(SADBEやDPCP)を脱毛部にぬり、皮膚炎を起こすことで免疫反応を作用させます。
これにより自己免疫反応を抑え、毛根を再生させる方法です。副作用としてまれに強くかぶれたり、全身に自家感作性皮膚炎や、蕁麻疹を生じたりすることがありますので、乾燥肌やアトピー性皮膚炎の方は注意が必要です。

冷却治療法

円形脱毛部位を冷却することで刺激を与え、改善を促す治療方法です。患部を冷やすだけの治療方法なので副作用の心配もありません。
日本皮膚科学会によると冷却療法の有効率は70%と示しており、期待できそうな数値ではありますが、発毛効果を調べた試験は行われていなく、治療前と比較して脱毛部位が縮小したという弱い根拠が示されている程度で、十分な根拠がないC1と判定されています。

紫外線治療

アトピー性皮膚炎や尋常性乾癬などの皮膚病などにも行われ、患部に紫外線を照射していく治療法です。
紫外線というのは人体にとって有害な物質ですので、これを照射された頭皮は軽い炎症を起こし、その刺激により髪の毛が生えてくるという仕組みです。
回数や頻度は症状により異なりますが2週間に1回~6回程度、数か月にわたって治療を行います。この治療法は特に重度の患者に使用されることがあります。
また、お子さんの治療にはおすすめできません。紫外線治療には主にPUVA治療法、ナローバンドUVB療法、エキシマレーザー療法などがあります。

直線偏光近赤外線照射療法(スーパーライザー療法)

赤外線を患部に照射し脱毛症を治療する方法です。
単発型や多発型の治療に多く利用されており、体の奥にまで届く特殊な赤外線をレーザーのように照射する装置で、自律神経を刺激し全身の血行を良くする効果があります。
ストレスを和らげたり精神を安定させるためにも使われ、自律神経失調症やパニック傷害、睡眠時無呼吸症候群、など数多くの病気に利用されています。
副作用もほとんどありませんが、冷却治療法と同様に決定的な効果については、実証されていないようです。

ミノキシジル治療

ミノキシジルとは薄毛を改善するために必要不可欠な血行促進に優れた血管拡張剤です。
発毛に必要な栄養素を送り、頭皮の血行を良くすることで円形脱毛症にも効果があると言われています。
AGA(男性型脱毛症)の治療を病院で行うと、外用薬として直接塗布したり、内服薬として処方されることが多い薬です。

各治療を効果的に発揮するためには

一般的な治療法をご紹介していきましたが、より病院治療を効果的にさせたい場合は、ストレスを始め悪化させるような要因を避けることを意識しましょう。

また、規則正しい生活習慣とバランス良い食事はもちろん、「免疫バランス」を整えてくれる成分を含むサプリメントなどでセルフケアすることも並行して行うことで、より回復も早くなる可能性が高くなります。