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円形脱毛症に原因はあるのか

円形脱毛症とは?

円形脱毛症は、この自己免疫機能が暴走したことにより毛根組織が自身の免疫に攻撃され、毛根組織が萎縮し障害を起こし発症してしまいます。

円形脱毛症において原因と言われているものは大きく4種類あり、これらの原因によって、治り方・治療法が異なってきます。

ストレス ストレスにより免疫機能が暴走したり血液の流れが悪くなるなどで、髪の毛が抜けてしまう。
生活習慣の乱れ 不摂生な生活などで、免疫機能やホルモンバランスが乱れるなどで発症する。その中でも亜鉛不足など、食生活の乱れも引き金になりやすい。
ホルモンバランスの乱れ 女性はホルモンバランスの変化が大きい。特に妊娠・出産することで、ホルモンバランスが一気に崩れる・回復することで発症することが多い。
遺伝的要因 家族に円形脱毛症や自己疾患免疫を患っている方や患ったことがある方がいる場合、家族内の発症は30%程度とされ、発症率は高い。

なぜ「原因」は、円形脱毛症を発症しやすくするのか

以前からストレスが1番多い要因ではないかと言われていますが、生まれたばかりの幼児などにも発症しています。そのため現在ではストレスは確かに原因の1つですが、発症の誘因は「自己免疫異常」ではないかと考えられています。

また、家族に円形脱毛症を患っている方がいる場合は、発症率も高くなる報告があります。2010年の英科学雑誌ネイチャーによると、「円形脱毛症の発症に8つの遺伝子が関与していることが明らかにされた。」とあります。

【引用・抜粋】 今回の研究では、脱毛症の程度に相関する脱毛症関連遺伝子の数が判明。16個以上の遺伝子(2個で1対)をもつ人は、全身脱毛症になる比率が高いことがわかった。また、脱毛症と乾癬に共通する遺伝子は8つのうちわずか1つであったという。
脱毛症患者の毛包内には大量の免疫T細胞がみられ、顕微鏡下では毛包にハチが群がって攻撃しているように見えるという。 何がT細胞を引き寄せるのかは不明だが、今回の研究では8つの遺伝子の1つ、ULBP3が毒性細胞を引き寄せることが示されており、「ULBP3はT細胞に毛包を攻撃するよう合図を送る危険信号である」と説明している。 毛包が攻撃されると毛が抜けるが、T細胞がそのまま残って毛包を休止状態にするため、円形脱毛症が生じるという。

ホルモンバランスの乱れでは特に、女性は大きな発症要因になりえます。
それは、妊娠中・出産後の女性ホルモンの減少も関係しており、出産後のストレスや栄養不足等により円形脱毛症になることもあります。よって、出産後6ヶ月間は注意が必要です。

暴走した免疫機能を調整・正常化することが大切

本来は体を守るための免疫機能ですがその機能に異常をきたすことで発症する「円形脱毛症」。
また、自分の持つ免疫機能による症状は、円形脱毛症だけではなく様々な疾患を発症させていると言われています。

そのため、暴走した免疫機能を調整・正常化することは、円形脱毛症を含め「自己免疫疾患」を改善・克服できる一番の近道だと言えるのではないでしょうか。